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債権者・債務者・抵当権とは

債権者とは

住宅ローンの債権者は、あなたにお金を貸してくれ、返済を求める権利を持つ金融機関のことです。

債務者とは

住宅ローン契約は、お金を借りる人(債務者)と、お金を貸す人(債権者)との間で結ばれます。

この場合、住宅を購入する人が「債務者」となり、融資を行う銀行や信用金庫といった「金融機関」が「債権者」となります。

債権者である金融機関は、債務者に対して、契約に基づいた返済期日に元利金を返済するように請求する権利(債権)を持ちます。

抵当権とは

住宅ローンでは、返済が滞った場合に備えて、借り入れた住宅に抵当権を設定します。

これにより、万が一返済ができなくなった場合には、債権者である金融機関は抵当権を実行し、その不動産を競売にかけるなどして貸付金を回収することができます。

抵当権が設定されたままで、自宅を売却したり譲渡したりすることはできません。抵当権を抹消するには、住宅ローンを完済するか、競売で強制的に売却するか、任意売却で債権者の同意を得て売却するしか方法はありません。